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Manual 4. MIDI入出力機能
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Manual 4. MIDI入出力機
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Text File
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1996-01-20
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2KB
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47 lines
4. MIDI入出力機能
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
4.1. 入出力データ
MIDIGraphyで、録音/再生できるMIDIイベントは全てのチャンネルメッセージとシス
テム・エクスクルーシブ・メッセージです。また、外部機器との演奏同期のために、ス
タート/ストップ/コンティニュー/クロックのリアルタイムメッセージ受信をサポー
トするモードも設けてあります(リアルタイムメッセージ送信は未対応)。
4.2. マルチ・チャンネル録音
通常、チャンネルメッセージは、カレントチャンネルに振り替えられて録音されます。
エコーバックとして出力されるデータも同じです。MIDI inに接続した機器から複数チ
ャンネルのイベントを受信し、それぞれ受信したチャンネルで録音/エコーバックした
い場合は、Recording-options(録音オプション)ダイアログにおいてMulti-channel
recording(マルチ・チャンネル録音)をチェックしてください。
4.3. MIDIエコーバック(スルー)出力
MIDI in, outとも同一のシンセサイザ等のMIDI機器に接続する場合、キーボードで弾
いたノートはMIDI機器内部でローカルに発音され、MIDIGraphyによるエコーバック出力
によって再度発音されるため、二重に発音されてしまいます。これを防ぐためには、
MIDI機器側でローカルオフの設定を行うか、MIDIGraphyのMIDI port setup(MIDIポート
設定)ダイアログにおいてMIDI thru on(MIDI Thru出力する)のチェックを外して下
さい。ただし、MIDI thru onを外した場合には、グラフィックモードでのMIDI inツー
ルによるデータの入力が行えません。
4.4. 外部クロック同期
外部にMIDIシーケンサを接続してシーケンサの再生データをMIDIGraphyで録音する場
合、MIDIGraphyの内部クロックを使用すると発音タイミングが小節/拍タイミングとず
れて録音されてしまいます。これを防ぐためにはMIDI port setup(MIDIポート設定)ダ
イアログにおいて、External clock(外部クロックに同期)のチェックボックスをチェック
し、シーケンサ側でMIDI clock出力を行うように設定してください。これにより、
MIDIGraphyの録音/再生速度制御はMIDI Clockに同期して行われるようになります。た
だし、MIDI Clockの補間は行っていないためExternal clock使用時の時間分解能は4分
音符1拍あたり24に制限されます。
External clock使用時はスタート/ストップ/コンティニューのMIDIメッセージも認
識します。外部機器とスタート/ストップタイミングを同期させたい場合には、一時停
止モードに入ってから録音/再生を開始し、外部機器の再生をスタートさせてくださ
い。外部機器からスタートまたはコンティニューメッセージを受信すると一時停止を解
除し、ストップメッセージを受信すると一時停止します。
なお、External clock使用時は、早送り、巻戻し、再生速度スライダの機能は使用で
きません。